平均値を計算する(AVERAGE)
指定したセル範囲に含まれる数値又は日付の値の平均値を計算します。
=AVERAGE(セル範囲1, セル範囲2, ...)
引数に指定した複数のセル範囲の中で、数値または日付のデータの値の平均を計算します。
例えば次のような記述となります。
=AVERAGE(A1:A4)
この例の場合、セルA1からセルA4までのセルの中で、数値又は日付のデータが含まれるセルの値の平均値を計算します。
では実際に試して見ます。
1.元となるExcelを用意する
下記のようなExcelシートを用意します。
数学及び英語の平均点を計算します。「--」となっている部分はこの課目を受講していないものとします。
2.結果を表示するセルを選択
平均点の結果を表示するセルを選択します。まずは数学からです。
結果を表示するセルは「C11」です。
3.関数の設定
挿入する関数を選択します。メニューの「挿入」から「関数」を選択します。
「関数の検索」で「average」を入力し、「関数名」で「AVERAGE」が選択されていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。
「数値1」に平均の計算対象となるセル範囲を入力します。
今回は数学の結果だけの平均値ですのでセル範囲は「C3:C9」です。
最後に「OKボタンをクリックして下さい。
4.結果の表示
指定したセル範囲の中で、数値又は日付が含まれているセルのデータを平均して表示します。
平均は「63.2」となります。平均値は数値を全て合計した上で、対象となったセルの個数で除算して計算します。
次の英語の平均値を計算してみます。セルD11に次のように入力して下さい。
=AVERAGE(D3:D9)
対象となるセル範囲を「D3:D9」に変更して英語の平均点を計算しています。
( Written by Tatsuo Ikura )