最頻値を求める(MODE)
いくつかのデータの中で最頻値をを求めます。最頻値とは一番多く出現した値を求めるものです。
=MODE(セル範囲1, セル範囲2, ...)
引数に指定したセル範囲の中で、最頻値を計算します。
例えば次のような記述となります。
=MODE(A1:A4)
この例の場合、セルA1からセルA4までのセルの中で、最頻値を計算します。
では実際に試して見ます。
1.元となるExcelを用意する
下記のようなExcelシートを用意します。
年間の海外旅行に行く回数を表した表となります。最も多い回数を調べてみます。平均値にはAVERAGE関数を使って計算した値が入っています。
2.結果を表示するセルを選択
最頻値の結果を表示するセルを選択します。
結果を表示するセルは「C13」です。
3.関数の設定
挿入する関数を選択します。メニューの「挿入」から「関数」を選択します。
「関数の検索」で「mode」を入力し、「関数名」で「MODE」が選択されていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。
「数値1」に最頻値を求める対象となるセル範囲を入力します。
最後に「OKボタンをクリックして下さい。
4.結果の表示
指定したセル範囲の中で、最も頻繁に出現した値を表示します。
最頻値は1となります。実際、1回利用が4人、2回利用が2人、3回利用が1人、5回利用が1人ですので最頻値は1回です。
また、セルに直接次のように入力しても結構です。
=MODE(C3:C10)
( Written by Tatsuo Ikura )