最大値を求める(MAX)
指定したデータの中で最大の値を求めます。対象となる値は数値のみで数値以外の値が含まれていても対象とはなりません。
=MAX(セル範囲1, セル範囲2, ...)
引数に指定したセル範囲の中で、最大値を計算します。
例えば次のような記述となります。
=MAX(A1:A4)
この例の場合、セルA1からセルA4までの数値が含まれるセルの中で、最大の値を取得します。
では実際に試して見ます。
1.元となるExcelを用意する
下記のようなExcelシートを用意します。
テストの得点表です。得点以外にも文字列などが含まれていますが、得点の中で最大の値を求めます。
2.結果を表示するセルを選択
最大値の結果を表示するセルを選択します。
結果を表示するセルは「C10」です。
3.関数の設定
挿入する関数を選択します。メニューの「挿入」から「関数」を選択します。
「関数の検索」で「max」を入力し、「関数名」で「MAX」が選択されていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。
「数値1」に最大値を求める対象となるセル範囲を入力します。
最後に「OKボタンをクリックして下さい。
4.結果の表示
指定したセル範囲の中で、数値が含まれているセルの中で最大値を表示します。
最大値は86となります。
また、セルに直接次のように入力しても結構です。
=MAX(C3:C8)
( Written by Tatsuo Ikura )