途中のデータが無くても線分をつなげる

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折れ線グラフでは途中のデータが存在していないと、折れ線が途切れてしまいます。下記を見てください。

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上記では「大阪支社」の「3月分」のデータが空となっています。このようなデータを元にグラフを作成すると次のように表示されます。

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「大阪支社」の系列については折れ線が途中で途切れてしまっています。今回はこのように途中でデータが存在していない場合でも折れ線をつなぐ方法を確認します。

存在しないデータは0として扱う

まずデータが存在しない場合に0の値が設定されているように扱う方法です。グラフをクリックして選択してから「ツール」メニューの中の「オプション」メニューをクリックして下さい。

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「オプション」ダイアログが表示されます。「グラフ」タブを開いてください。

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「空白セルのプロット」方法として3つの選択肢があります。現在は「プロットしない」にチェックが入っていますので、「値 0 でプロットする」をチェックしてください。

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「OK」ボタンを押すと設定が反映されて次のように表示されます。

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データが存在しないところは値0が設定されているように扱われて折れ線グラフが表示されました。

値が存在しないところを飛ばす

では先ほどと同じように「オプション」ダイアログを表示して、今度は「補間してプロットする」をチェックしてみます。

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「OK」ボタンを押すと設定が反映されてグラフが表示されます。

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データが存在しない項目は飛ばしてその前後の項目の値が線分で結ばれました。

( Written by Tatsuo Ikura )