円グラフのサイズ変更と位置の移動

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円グラフにデータラベルなどを表示すると、自働的に円グラフが小さくなってしまうことがあります。

例えば次のような円グラフがあった場合を考えてみます。

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データラベルを表示させると次のように円グラフそのものが小さくなってしまいます。

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そこで円グラフのサイズを変更する方法を確認します。

円グラフそのものをクリックしてからサイズを広げようとすると、円グラフがばらばらのようになるだけで円グラフの大きさは変わりません。

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円グラフのサイズを変更する場合は円グラフをクリックするのではなく、円グラフのプロットエリアをクリックします。プロットエリアは円グラフがすっぽりと入る正方形の箱があったとして、その箱の円グラフでない部分です。具体的には次の赤い四角がある部分です。(他の四隅でも同じです)。

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プロットエリアをクリックすると次のように正方形の枠が表示されます。

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※もしプロットエリアがうまくクリックできない場合はグラフツールバーを表示させて次のようにプロットエリアを選択して下さい。

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円グラフのサイズの変更

サイズを変更する場合は、プロットエリアの四隅のマーカーをドラッグして下さい。

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サイズが変更されました。他の四隅のマーカーをドラッグしても変更することができます。

円グラフの位置の移動

円グラフの位置を移動するには、プロットエリアの枠の部分をドラッグして下さい。

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円グラフの位置が移動しました。

このように円グラフのプロットエリアを選択することで、円グラフのサイズを変更したり位置を変えたりすることができます。データラベルなどを表示して円グラフが小さくなってしまった場合ときはこの方法を使ってサイズを調整して下さい。

( Written by Tatsuo Ikura )