マクロの編集

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記録したマクロはVBA(Visual Basic for Application)というプログラミング言語で記述されています。VBAに関する詳細は『Excel VBA入門』を参照して下さい。ここでは記録したマクロの中身を確認する方法だけを見ておきます。

まずマクロが記録されたブックを開きます。

マクロの編集

メニューの「ツール」から「マクロ」を選択し、さらに「マクロ」をクリックして下さい。

マクロの編集

現在保存されているマクロの一覧が出てきます。

マクロの編集

保存されているマクロは「Macro1」だけですので、「Macro1」を選択状態にしたままで「編集」ボタンをクリックして下さい。

マクロの編集

すると次のように保存されたマクロの中身を見ることができます。

マクロの編集

記録されたマクロは罫線を描いた後で1行目の背景を変更するものでしたが、VBAを使ってプログラミングをした場合にはそれらの一連の作業がどのように記述されるのかを見ることができます。逆に言えばマクロを記録しなくても、同じようにプログラミングをすることで同じ作業をさせることができます。

簡単な操作であればマクロの記録で一連の作業をマクロとして保存し、マクロを実行することで同じ作業を繰り返し行う事ができますが、より複雑な作業を行われせるためにはVBAを使って一からプログラミングする必要があります。ただ、どのような作業をするためにはどのようなプログラムになるかはマクロの記録を見ることで参考にすることが出来ると思います。

( Written by Tatsuo Ikura )