書式の定義(数値の書式、小数点以下の位置揃え)
少数点以下の桁数を揃えたい場合に数値が存在しない桁を空白で埋めて表示させることができます。「?」を小数点以下の必要な桁数分だけ指定すると、値がある場合はその値が、値が無い場合は空白が表示されます。
0.???
上記の場合、小数点以下は3桁まで数値又は空白が表示されるようになります。
12.3 7.645 123.57
数値はデフォルトでは右詰めで表示されますので、小数点以下の桁数が同じ場合には小数点の位置が同じ場所になって表示することが出来ます。
では試してみます。次のようにセルB2からセルB4に3つの数値を入力します。この状態では小数点以下の桁数がバラバラなので、小数点の位置は全て違う位置に表示されています。
セル範囲B2:B4を選択してから「書式」メニューの「セル」をクリックして下さい。
「セルの書式設定」ダイアログが開きます。「分類」で「ユーザー定義」をクリックしてから「種類」の箇所に「0.???」と入力します。入力したら「OK」ボタンをクリックして下さい。
次のようにセルB2からセルB4が自分で定義した書式に従って表示されます。
小数点の位置が3つのセルの値で揃っていることを確認して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )