選択されたセルを参照する

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選択された状態のセルは、オブジェクトの「Selection」プロパティを使って取得することができます。対象のオブジェクトはApplicationオブジェクト又はWindowオブジェクトです。オブジェクトが省略された場合はアクティブウィンドウが対象となります。

Dim range1 As Range

Range("A1:B2").Select
Set range1 = ActiveWindow.Selection

「Selection」プロパティを利用すると、選択範囲に対する処理などを記述する際に簡潔に記述をすることが可能になります。

サンプルプログラム

では簡単なサンプルで試してみましょう。

testcellselect2.bas

Sub テスト()

    Range("A1:B2").Select
    setValue

    Range("D3:E6").Select
    setValue

End Sub

Sub setValue()

    Selection.Value = "A"

End Sub

上記マクロを実行すると次のようになります。

選択されたセルの参照

( Written by Tatsuo Ikura )