コマンドボタンのイベント処理

広告

コマンドボタンで用意されているイベントは以下の通りです。

イベント発生条件
Clickマウスでクリック
DblClickマウスで2 回クリック
Enter別のコントロールからフォーカスを受け取る前
Exit別のコントロールにフォーカスを移す直前
MouseDownマウスボタンを押す
MouseUpマウスボタンを離す
MouseMoveマウスボタンを動かす
Errorコントロールでエラーが検出され、呼び出し元のプログラムにエラー情報を返せないとき
BeforeDragOverドラッグ アンド ドロップ操作の実行
BeforeDropOrPasteデータをオブジェクトにドロップしようとするか、または貼り付けようとする

例としてClickイベントを試してみます。

フォームのコードウィンドウを開いて次のように入力します。

Private Sub actButton_Click()
    Range("B6").Value = nameText.Text
    Unload sampleForm
End Sub

Excelシート上に配置したマクロ実行用のボタンをクリックするとフォームが表示されます。そしてフォーム上のボタンをクリックすると、フォーム内のテキストボックスに入力した値をExcelのシートに表示します。

シート上のボタンから呼び出されるマクロは次の通りです。

Sub テスト()
    Load sampleForm
    sampleForm.actButton.Caption = "シートへ"
    sampleForm.Show
End Sub

ではまずExcelのシートを表示します。

ボタンのイベント処理

ボタンをクリックするとマクロが呼び出されてフォームが表示されます。

ボタンのイベント処理

フォーム上のテキストボックスに文字を入力します。

ボタンのイベント処理

フォーム上の「シートへ」と書かれたボタンをクリックします。するとフォームは閉じられ、テキストボックスに入力された値がExcelのシート上に表示されます。

ボタンのイベント処理

( Written by Tatsuo Ikura )