グリッドを利用する
フォームに表示されている点々がグリッドです。コントロールのサイズや位置をグリッドに合わせる設定にしている場合、コントロールのサイズや位置はグリッドの丁度上になるようにしか出来ません。
グリッドを利用すると、非常に細かい調整は出来なくなりますが、代わりに簡単にコントロールのサイズを揃えたい場合にはグリッド単位で調整が出来た方が簡単です。
フォームでグリッドに関する設定は、「ツール」メニューの中の「オプション」をクリックして下さい。そして開いたダイアログの中の「全般」タブをクリックします。
「グリッドの表示」のチェックボックスでフォーム上でグリッドを表示するかどうかの設定を切り替えられます。表示の有無だけなので実際にグリッドに合わせるかどうかはその下の「グリッドに合わせる」チェックボックスで指定します。
また横方向と縦方向のグリッドの間隔を指定できます。
では「グリッドの表示」のチェックは付けたままで、「グリッドに合わせる」のチェックを外してみます。これでコントロールの大きさはグリッド単位ではなく自由に設定が可能です。
実際コントロールの大きさを調整してみると、グリッドの位置とは関係なく細かい調整が出来るようになります。
またオプションで「グリッドに合わせる」にチェックをしていない状態で利用している時に、特定のコントロールだけグリッドに合わせることができます。グリッドに合わせたいコントロールを選択した上で「書式」メニューの中の「グリッドに合わせる」をクリックします。
選択されていたコントロールだけグリッドに合わせて位置やサイズが調整されます。」をクリックします。
( Written by Tatsuo Ikura )