画像を並べて表示する
イメージの中で画像を並べて表示するように設定します。
並べて表示するには「PictureTiling」プロパティを使います。
object.PictureTiling = Boolean
ピクチャを並べて表示するかどうかを設定します。 引数: object 設定するオブジェクトを指定します。 fmPictureAlignment ピクチャを背景全体に並べて表示するかどうかを 指定します。
「True」を設定した場合、イメージ全体に画像を並べて表示します。「False」を設定した場合には画像はイメージの中に1つだけ表示されます。デフォルトの値は「False」です。
並べて表示する場合にどの位置から画像が並べられていくかは「PictureAlignment」プロパティの値によります。
※PictureAlignment」プロパティについては『画像の表示位置を指定する』を参照して下さい。
実際の使い方としては次のようになります。
sampleForm.flowerImage.PictureTiling = False
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみましょう。
Sub テスト() Load sampleForm sampleForm.flowerImage.Picture = LoadPicture("c:¥tmp¥flower.jpg") sampleForm.flowerImage.PictureAlignment = fmPictureAlignmentBottomLeft sampleForm.flowerImage.PictureTiling = True sampleForm.Show End Sub
上記マクロを実行すると次のように表示されます。
プロパティウィンドウで値を指定する
「PictureTiling」プロパティについてはプロパティウィンドウで指定が出来ますので、値が決まっている場合は設計の時点で設定をしておくことも可能です。プロパティウィンドウの「PictureTiling」の箇所の右側にある下向き矢印をクリックして値を選択して下さい。
( Written by Tatsuo Ikura )