オプションボタンの値を設定する
オプションボタンに保存する値を設定します。
値を設定するには「Value」プロパティを使います。
object.Value = String
コントロールの状態、またはその内容を設定します。 引数: object 設定するオブジェクトを指定します。 Variant コントロールの状態、またはその内容を指定します。
オプションボタンの場合は保存できる値として「True」又は「False」のどちらかとなります。(Nullを設定することも出来ますがTripleStateプロパティを設定する必要があります)。
「True」を設定した場合にチェックが付いた状態、「False」を設定した場合はチェックが外れた状態となります。またオプションボタンは同じフォーム上にあるオプションボタンの中でどれか1つだけ「True」の値を持つ事ができます。どれかのオプションボタンに「True」を設定すると今まで「True」が設定されていたオプションボタンは自動的に「False」となります。
実際の使い方としては次のようになります。
sampleForm.option1.Value = True
サンプルプログラム
では簡単なサンプルで試してみましょう。
Sub テスト() Load sampleForm sampleForm.option1.Caption = "既婚" sampleForm.option1.Value = True sampleForm.option2.Caption = "未婚" sampleForm.option2.Value = True sampleForm.Show End Sub
上記マクロを実行すると次のように表示されます。
今回のサンプルでは、まず「option1」の値に「True」をセットした後で「option2」の値に「True」をセットしています。「option2」に「True」をセットした時点で先に「option1」にセットされていた値は「False」に変更されます。
プロパティウィンドウで値を指定する
「Value」プロパティについてはプロパティウィンドウで指定が出来ますので、値が決まっている場合は設計の時点で設定をしておくことも可能です。プロパティウィンドウの「Value」の箇所に「True」又は「False」の値を記述します。
( Written by Tatsuo Ikura )