剰余を求める(MOD)
対象となる数値を指定した値で割った時の剰余を求めます。剰余とは割った時の余りです。
=MOD(対象となる数値が含まれるセル, 除数)
では実際に試して見ます。
1.元となるExcelを用意しセルを選択する
下記のようなExcelシートを用意します。
除算の対象となる数値が含まれている列をB列、除数が含まれている列をC列とします。まずはセルB3の値をセルC3の値で除算し剰余を求めてみます。
2.結果を表示するセルを選択
剰余を表示するセルを選択します。
結果を表示するセルは「D3」です。
3.関数の設定
挿入する関数を選択します。メニューの「挿入」から「関数」を選択します。
「関数の検索」で「mod」を入力し、「関数名」で「MOD」が選択されていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。
「数値」の箇所に対象となる数値を入力するか数値が含まれているセルを指定します。
「除数」の箇所に除数となる数値を入力するか数値が含まれているセルを指定します。
最後に「OK」ボタンをクリックします。
4.結果の表示
下記のように対象のセルに含まれる数値を指定した除数で割った時の剰余が表示されます。
直接セルに対して「=MOD(B3,C3)」と入力しても同じ結果となります。
また他のセルにも同様に適用してみると下記のような結果となります。(1つのセルに含まれる関数や計算式を他のセルに適用する方法は『セルに含まれる計算式を他のセルにコピーする』を参照して下さい)。
( Written by Tatsuo Ikura )