時刻文字列からシリアル値を取得する(TIMEVALUE)

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時刻の形式をした文字列からシリアル値を取得します。取得したシリアル値はそのまま表示されます。

=TIMEVALUE(時刻文字列)

時刻の形式をした文字列をそのまま入力するか、時刻の形式をした文字列が入力されているセルを指定します。文字列ではなく時刻を表す数値などに対してこの関数を実行するとエラーとなりますので注意して下さい。

※シリアル値については『日付と時刻のシリアル値とは』を参照して下さい。

では実際に試して見ます。

1.元となるExcelを用意しセルを選択する

下記のようなExcelシートを用意します。

TIMEVALUE関数のテスト

時刻の形式の文字列が入力されたセルからシリアル値を取得します。

2.変換後の結果を表示するセルを選択

取得した値を表示したいセルを選択します。

TIMEVALUE関数のテスト

求めたシリアル値を表示するセルは「C3」とします。

3.関数の設定

挿入する関数を選択します。メニューの「挿入」から「関数」を選択します。

TIMEVALUE関数のテスト

「関数の検索」で「timevalue」を入力し、「関数名」で「TIMEVALUE」が選択されていることを確認してから「OK」ボタンをクリックします。

TIMEVALUE関数のテスト

「時刻文字列」の箇所にはシリアル値を取得したい時刻の形式をした文字列が含まれるセルを指定します。今回の場合は「B3」となります。

TIMEVALUE関数のテスト

最後に「OKボタンをクリックして下さい。

4.結果の表示

下記のように対象のセルに含まれる日付の形式の文字列からシリアル値が取得できます。シリアル値が含まれるセルの書式が日付に設定されるため下記のように日付の形式で表示されます。

TIMEVALUE関数のテスト

直接セルに対して「=TIMEVALUE(B3)」と入力しても同じ結果となります。

また他のセルにも同様に適用してみると下記のような結果となります。(1つのセルに含まれる関数や計算式を他のセルに適用する方法は『セルに含まれる計算式を他のセルにコピーする』を参照して下さい)。

TIMEVALUE関数のテスト

時刻の文字列は時刻を表す形式ならどれでも構いません。

( Written by Tatsuo Ikura )